初めまして、4月から看護師として働いている西です🐶
お家ではワンちゃん3匹とネコちゃん、フェレット、カメを飼っています。
よく動物園と言われますが、皆んな甘えん坊でとても可愛いんですよ〜😘💓
↓↓この子はポメラニアンのルルちゃんです!
さて先日、混合ワクチンについての院内セミナーを受けました。
突然ですが、皆様は一緒に住んでいるワンちゃんに混合ワクチンのお注射は打っていますか?💉
実は、日本での混合ワクチン接種率はたったの犬で25%、猫で10%です。
それに対してアメリカの混合ワクチン接種率は犬が84%、猫が75%と、日本の3倍以上の接種率なんです。
たくさんのワンちゃんが混合ワクチンを打って健康で幸せに暮らせる様に、混合ワクチンで予防できる病気についてご紹介いたします!!
当院では以下の7種類の感染症を予防する混合ワクチンを使用しております。
⭐️犬パルボウイルス感染症・・・激しい嘔吐や下痢、脱水症を起こし急激に衰弱をします。非常に感染力が高く、死亡率の高い病気です。
⭐️犬アデノウイルス1型感染症(犬伝染性肝炎)・・・発熱・下痢・嘔吐・腹痛などを引き起こし、最悪の場合死亡してしまう事も。特に1歳以下の子は重篤になり易いと言われています。
⭐️犬アデノウイルス2型感染症(犬伝染性喉頭気管炎)・・・発熱・食欲不振・クシャミ・鼻水・ケホケホとした乾いた咳などの風邪のような症状が見られ、肺炎を起こす事も。他の感染症にかかりやすくなり、それにより死亡率が高くなります。
⭐️犬パラインフルエンザウイルス感染症・・・風邪のような症状見られ、混合感染や二次感染により重症化し、死亡する事も。非常に感染し易い病気です。
⭐️犬ジステンパー・・・高熱・目やに・鼻水・下痢・嘔吐・元気や食欲が低下し、病気の進行により神経が侵され麻痺などの後遺症が残る事もあり、死亡率の高い病気です。
⭐️レプトスピラ症・・・ネズミなどの野生の哺乳動物の捕食や、その動物の尿に汚染された水や土壌から感染します。感染後3〜14日間の潜伏をした後、急な発熱や頭痛を伴なう風邪様症状や、重度の場合は腎障害や肝障害など引き起こすものなど症状は多岐に渡ります。全250種類以上ある血清型の中で日本で指定されている血清型は4種類あり、その中でも当院は報告の多い”カニコーラ”と”イクテロヘモラジー”という2種類の血清型のワクチンを使用しております。
読んで頂くと分かる通り、混合ワクチンで予防出来る病気は症状が重いものや死亡率の高い病気なんです!
しかも、最後にご紹介したレプトスピラという病気は人にも感染します。
一緒に住んでいるお子様やご年配の方が感染していまうかも・・・と思うと、とても怖いですよね😢💦
今回ご紹介したのはワンちゃんのみですが、ネコちゃんの混合ワクチンで予防出来る病気も症状が重いものや死亡率の高い病気です。
また、もしも病気にかかった場合、大切な家族が辛い思いをすることに加え、ワクチンの何倍もの医療費がかかってしまう事も・・・
そうならない為にも、狂犬病やフィラリアの予防だけではなく、混合ワクチンを打つということも考えてみて下さい!!
何か分からない事や、不安な事がございましたらお問い合わせ下さい☺️
❤️❤️ぜひ、大切な家族であるワンちゃんネコちゃんに健康という一番の愛情を!❤️❤️