臨床から離れた獣医師の仲間が、自分の猫ちゃんの去勢手術にやって来ました。
もちろん、自分で執刀してもらいました(^^)
近所のかかりつけが予約でいっぱいで、サカリが来て困っているとのことで、都心から遥々来てくれました。猫ちゃんの不妊手術は、女の子なら発情期の鳴き声や行動が耐えられなくて、男の子ならスプレー行動に困って、性成熟を迎えた頃に飼い主さんが我慢できずに予約をされるケースが多いですね。
猫ちゃんの場合、そんな状況になって脱走されたら大変です。不幸な子猫が増えてしまうだけでなく、交配によるウィルス感染の心配も。早めの不妊手術は猫ちゃんにとってもとても大切です。
そんなこと言っても、自分自身、大学1年の時に飼い始めた捨て猫、まだへその緒が付いていた新生児のちち。生後8ヶ月の頃脱走して、妊娠しました・・・。3頭の子猫たちの子育てと里親探しに、とても苦労したのを覚えています。大量のノミ寄生にも・・・。その後すぐ避妊手術をして、20歳まで、どんな時もずっと一緒でした。今でもちょっと、ペットロスです。
今日の去勢猫ちゃん、まだ生後6ヶ月なのになかなかのおでぶちゃん♡獣医さんの飼い主さんなので安心ですね。元気に長生きしてくれることを願います。
開院祝いにと、そんな彼女からの差し入れは、ビールと魚とイチゴのお菓子。好物をよくわかってくれています(笑)