本日は2ヶ月に1回の夜セミナーでした。
元同僚の病院で開催される恩師のセミナーです。駆け出しの頃はセミナー中に質問に答えられなかったり間違えては怒られてばっかりでしたが、今回からは「院長やろ!」と突っ込まれるようになってしまいました(⌒-⌒; )昔に比べてとても丸くなって優しくなった恩師、それでも言うべきことは言って、しっかり指導して下さいます。
今回は消化管の病気についてがメインでした。厄介な病気、鑑別が難しい病気、腫瘍について・・・。
低タンパク血症を起こす小腸の病気についても、昨年の学会や勉強会などで消化器科の先生方から最新の情報を学んできてはいますが、何度おさらいしても新しい情報も含めとても勉強になります。診断の難しさや、柴犬ちゃんに限っては難治性が多いことも再確認。若い子にも多い病気だけに、何としても改善させたいものです。
消化器疾患は病態が進行するまで、食欲低下以外の症状が出ないこともあります。いつもと様子が違うと感じたら、是非早めの受診をお勧めします。お気軽に、些細な変化でも、ご相談ください。早期発見が大切な命を救う重要な一歩となる事があります。