昨夜は2ヶ月に一度の定期ゼミでした。
それぞれの病院で、症例の相談をしたり、臨床病理学を学ばせて頂く場です。
講師である恩師は前回のゼミで「俺、猫飼いたいんや。がんちゃんどう思う?」
私(岩ちゃんです)は即答しました。「やめたほうがいいです!」
先生はお仕事柄、家にいないことが多い上に、動物を世話するイメージがゼロのお方。
いつもゼミでは頭の引き出しをいくつ持っているんだろうと圧巻されるほどの知識で我々を指導して下さる先生。
動物の病態は、検査データは、こんな時どうする、この次やるべき検査は、疑われる疾患は、やるべき治療は、今後の考えられる経過は・・・。
臨床家と臨床病理医で進めるゼミは非常に勉強になります。先生はそこに必ず、飼い主様の立場、要望、動物の状態を加味して話して下さいます。
臨床家ではないのに、常に臨床家の立場で指導して下さる恩師をいつも尊敬しつつ、愛を感じつつ、どうしても、ペットのイメージだけは・・・。
そして昨夜、「猫、買う事にしましたか?」と聞いてみました。
「俺考えてみたけど、猫無理や。世話する自分が想像できん。ハムスターどうや?」
やっとお気付きになった先生に少しホッとしつつ、即答しました。
「やめたほうがいいです!」
ハムスターも同じ動物、同じ命、同じように世話が必要です。体格差もあり過ぎです。
次回のセミナーで飼い主になっていないことを願うばかりです。