久し振りの世田谷区です。
今回は自己免疫性溶血性貧血(IMHA)です。
学生の頃、テストの山でした。
卒業後、多くのIMHA患者さんを診て来ました。治療は長期化します。高価な免疫抑制剤が必要となる内科治療が中心です。数日の間に亡くなってしまう子も経験しました。死亡率も決して低くない、嫌な病気です。
今回は、今年発表された、IMHAにおける世界水準の診断、治療ガイドラインについての講義でした。新しい情報を得るために、今週末も、調布界隈を脱出です。
このセミナーは、受付順に番号札を受け取り番号通りに前から座ります。早めに到着しても、一番乗りだと端っこで大変見づらいため、真ん中先頭を確保するには少し、テクが必要です。今回も正面のベスポジゲットです。もちろん居眠りなんて、してません。一瞬記憶を失った程度です。
今までの治療や知識と大きく変わった点はないように感じましたが、世界で話し合った最新ガイドラインとは言え、決まる過程で、アメリカ人とヨーロッパ人で結構な温度差があることも学びました。渡米して勉強された日本人の本日の講師の先生、僕の考え、僕はこうしてる、ガイドラインにはないがこれがオススメ、などの情報を教えて下さいました^ ^
そこがまたセミナーの面白い一面です。
因みに、本日もう一つのイベントがありました。中学時代の同級生のベリーダンスを観に行きました。とても刺激的でした。めちゃくちゃカッコよかったです。美貌と身長とロン毛と時間さえあれば是非、自分もやってみたいものです。。。
束の間の非日常に癒されました。
本日のセミナーでも輸血の話がありました。
実は先日、IMHAではありませんが、貧血の猫ちゃんのために、くま、働いてくれました。感謝です。
ご褒美です。