先週末の二日間、ホテルニューオータニの学会に参加しました。

29日の土曜日は1日おらず、大変ご迷惑をおかけしました。でも、信頼できる代診の先生にお任せできて安心して勉強に専念させて頂けました。自分がずっとお世話になった病院に、昨年まで勤めていたベテランの後輩女医さん、快く引き受けてくれて、またとても物腰の柔らかい優しい先生です。また機会があれば是非来て欲しいです。

さて、一年ぶりのJBVPフォーラム。常連客でもないのにすっかりホテル内の構造が詳しくなっています。(宿泊客としてのんびり過ごしてみたい立派なホテルです)

若い先生の参加が目立つ学会で、初心的な内容や看護師、トリマー、市民向けプログラムまである大きな学会です。「今年は行かないよ。そろそろいいかな。若い人向けだよ。もう参加してないよ。」自分より若い先生達でもそんな声を度々聞きます。再会を楽しみにしていたのに残念だったりすることも。それでも毎年、思わぬ人との再会に、感動しあったり名刺交換したり、昔話したりと、時間に追われながらも数分の立ち話を楽しむのもまた学会の良いトコロだったりします。

やっぱり、参加して良かった。学んだ。刺激受けた。今年もそう実感しています。

公演して下さる先生方も、自分よりも若い先生がとても増えました。自分より一回り若い先生が専門的な分野を勉強して講演して下さる姿、緊張して少し声が震えつつも、我々の知らないアップデートな内容をとてもわかりやすく教えて下さる。勉強になります。本当に。もちろん、目上の方々、尊敬する先生方、大学病院でバリバリ診療する教授など、日々勉強を惜しまない専門医の方々の最新の論文データに基づいたご講演もまた、いつも大変勉強になります。今回も、明日発売となる新薬の説明までありました。まさに最新情報、初耳学だらけです。

今回も、各講演最前列で、バッチリ先生方の表情を見ながら勉強してきました!

もちろん、船を漕いでしまう時間帯なんて・・・、ありませんでしたよ!

整形外科、軟部外科、皮膚科、内科、内分泌科、画像診断、腫瘍科、眼科、歯科、臨床病理・・・。聴きたい講演が同時刻にかぶるととても迷います。たくさんの会場で同時進行なんです。自分の場合は事前に各時刻参加するプログラムを事前に決めて動きます。もちろん、いい席で確実に聴くために。移動続きの慌ただしい学会なんです。そこも、足が遠のく先生がいる理由の一つかもしれません。「ごちゃごちゃして混み合ってて移動が大変、疲れる」確かにです。

でも、獣医師ならではかもしれません。この科目数の多さ・・・。普段は内科学アカデミーとか、がん学会とか、もっとマトを絞った学会だったり、科目が絞られる勉強会が多いんですけどね。

今回のフォーラムや11月の大阪の学会は移動の多い多岐にわたる学会です。あ、11月17日土曜日は臨時休診とさせて頂く予定です。今回お願いした先生も含め数名声をかけましたが皆様都合が合わず、大変ご迷惑をおかけしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

なお、受付業務(デイケア、お薬やフードの処方、ご紹介の相談など)、およびトリミングは通常通りお受け致します。