昨日はゾエティスさんから発売された新商品のランチョンセミナーでした。

営業担当のKさんはくまを可愛がって下さる猫を飼っている美人さん。くま、少しビビりつつも撫でられてまんざらでもなさそうでした。私もついでに撫でてやったら迷惑そうに睨まれました。

センス満点のお弁当を差し入れて下さって、美味しく頂きながらのランチョンセミナー。

予防薬のラインナップがどんどん増え続けておりますが、今回もまた、画期的な新商品がEUに次いで今回、日本二ヵ国目での上陸!

今回の商品は猫ちゃんのスポットタイプの予防薬です。現在当院で処方している他社さんのものとはまた違うメリットがあります。6種の寄生虫8つの予防効果!速乾性と即効性、持続性と液量の少なさが魅力の一本です。十分な説明を頂いたところで、納得のお勧め度!当院でも早速導入していきます。

猫ちゃんの各種予防の大切さ、感染リスクや症状など、猫ちゃんのご家族にお伝えしたい内容は盛りだくさんです。

今回の予防薬は以下に紹介する病気をすべて予防できます。

突然死の原因といわれる猫のフィラリア症、循環器専門医と寄生虫専門医のコラボセミナーを何年か前に受けたことがありますが、その罹患率はなんと10頭に1頭。都心の室内飼育の猫ちゃんデータです。当時衝撃を受けました。フィラリア症はワンちゃんと同様に予防で防げます。予防が全てです。

人が猫ちゃんから感染して亡くなったニュースで話題となったSFTS(重症熱性血小板減少症候群)はマダニが媒介するウィルスのうちの一つです。

自分も大好きなカナダ出身の歌手アヴリルがツアーを中止する事態となった病気、こちらもマダニに吸血されたことで感染したライム病。

自分自身が吸血されまくって飼い猫と共に痒みと戦い続けた学生時代。こちらはにっくき、大量繁殖するノミ。

野良ちゃんや買ったばかりの子猫ちゃんに多い耳ダニは激しい痒みと真っ黒な耳垢が特徴です。耳掃除をどんなに頑張っても撲滅不可能なしつこい寄生虫。

とても一般的でよく見かける感染力の強いおなかの寄生虫代表選手である猫回虫と、時々見かける猫鈎虫。

大切な猫ちゃんを感染から守るだけでなく、人と動物の共通感染症からご家族を守るためにも、飼い主様の責任として、毎月の予防を是非、心がけていただきたいです。

完全室内飼いでも感染は成立します。なのでくまにも早速新商品を垂らしました。

 

 

 

 

 

 

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